息子はただ今、特別支援学級の3年生。
実はまだ、オムツが完璧にとれてはいません。

小学校入学前にはオムツをはずしたいと、
年長のころからトイレトレーニングを始めました。
保育所の先生の努力の結果、それなりに(保育所では)トイレに行けていました。

3年前、こちらへ引っ越ししてからは
環境の変化になかなかなじめず、全くトイレへ行かなくなりました。

オムツのままで小学校(?)どうしようふらふら
と思っていたのですが、支援学級の先生が
「大丈夫ですよ~ まだオムツの子もいますから。」
と言って下さったので、すっかり安心。

確かに、
支援学級専用のトイレはとても広く清潔で、
簡易シャワーもついていました。

その後1年生の間は、ずっとおむつで過ごしていましたが
2年生の夏、先生の提案もあり
そろそろパンツに切り替えることにしました。

いつまでもオムツというのもかわいそうですが
みんなの前でおもらし、なんてことになるのもかわいそう!

母は悩みがつきません。
そんな心配をよそに
トイレトレーニングは結構うまく行き始めました(学校では・・)

そして、3年生の夏休み。
「今度こそ!」
と、意気込んでみたもののやっぱりうまくいきませんもうやだ〜(悲しい顔)

学校ではうまくいっているんだから・・と
時間割表をみて、学校の休みの時間に合わせて携帯でアラーム設定。
そして「トイレの時間よ~」
と、声かけしたり・・

パンツを好きなキャラものにすれば良いかと
ネットでやっと見つけた、ドラえもんの派手なのを買ってみたり。

なにがダメって、10分ももたずに出ることもあるんですよ。
学校ではお友達の影響もあるかもですが、うまくいくのが不思議なくらい。

あきらめかけていた頃、図書館でこんな本を見つけました。

2015-02-24 ダウン症の子をもって.jpg

ダウン症の次男との20年を、夫婦でつけ続けた成長の記録をもとに父親が書いた手記です。
時代背景も昭和40年から50年頃と古いのですが、
ダウン症の子供の日々の生活や、親の心情などがよくわかります。

「学齢に達した頃」のなかの 「トイレのこと」の項目には、こう書かれています。
ある日、家内は、彼を東京都の障害者センターに連れていき、専門医に診断してもらった。そとき、排泄の問題は、神経がつながっていないために、彼にはそれを感ずることが生理的に無理なのだということを聞かされた。
中略
私たちは、濡れているときはその事実に注意をうながすだけにし、なるべく乾いて清潔な衣類を身に着けさせるという方針を維持することにした。そのようにして、彼の成長を見守ることにしたのである。幸い、この問題は、彼の成長が何とか解決してくれた。

正村公宏 著 ダウン症の子をもって より引用



ちょうどその頃大学病院受診の予約があり、息子の主治医に相談してみました。
すると先生曰く
「夜中に出てなくて、朝起きてから出るんなら大丈夫ですよ。
オムツがとれるのも近いでしょう。」
とのことでした。

なるほど!
病気じゃないなら、そのうちなんとかなるでしょう。
と、心を入れ替えて本に書いてあったようにすることにしました。

そして、少しずつ
少しずつですが、良い感じに成長してきています。


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