娘が小学3年生の頃の宿題といえば
漢字スキルや計算スキル、文字の練習とかけっこう大変だったような・・
(はっきり覚えてないけど。)
息子が通っている特別支援学級の宿題は、
だいたい、プリント1枚と「音読」です。
「音読」って、普通国語の教科書の習っているところを
予習とか復習の意味で、声に出して読むんですよね。
だけど、息子は教科書は学校に置いたままだし
先生も
「なんでも、興味のあるものでいいですよ~。」
と、やさしく言って下さるので
本当に息子の好きな本を、息子セレクトで読んでます。
渋い趣味の息子が選ぶのは
「四国遍路 八十八の本尊」とか「日曜遍路」
「ぐっとくる、仏像」とか「巨大仏」
これで音読できるの?
って思えますが、本人すごくまじめに
「だいにじゅうばん りょうじゅざんっ! かくりんじ! ほうじゅいん!」
本には漢字で(ふりがな付き)、こう書いてます。
「第二十番 霊鷲山 鶴林寺(宝珠院)」
すごく力強く読んでます(笑)
あと、子供らしいところでは
「ドラえもんのひみつ大図鑑」とか「妖怪ウォッチ 妖怪大図鑑」
「ポケモン だれかなクイズ」とか・・
ことわざカルタも好きで、よく読んでますが
最近では、百人一首も興味を示し始めました。
正しいやり方は、私もよくわかりませんが
息子用にアレンジしてやってます。
まず、取り札を
ざっくりと、あいうえお順に並べます。
それから、読み札を息子が読みます。
その読み札を受け取り、
下の句を確認して私が取り札を探してとります。
(現代の言い回しと違うのと、息子の発語がはっきりしない為です。)
息子と私の2人で、まったりとやっていたら
途中から、娘が参戦。
娘は小学5年の時、担任の先生の趣味で
毎日学校で、クラス内で対戦してみっちり仕込まれていました。
その頃の闘志が甦ったようで
私と娘が、かなりマジで取り合いになり
今までの「まったり感」はどこへやら?
めちゃくちゃ楽しくなってきました。
この、2人の楽しい雰囲気が息子にも伝染し
息子も調子にのって、おじゃらけモード突入です。
読み札以外の、ちがう言葉も入り始めました。
こんな感じです。↓
正 「いにしへの ならのみやこの やへざくら けふここのへに にほひぬるかな」
↓
これが 「いにへのずらずら ならのみやにゃん やへくら けふふふふ かなばいばい」
違い、わかりますよね?
だんだんと、原型もとどめてないような。
これじゃ、わからんっ!で、予想を立てながらの取り札の取り合いです。
もう百人一首やってんだか、何やってんだかわからなくなりましたが
息子の臨機応変な言葉使いと、語彙が増えたことに対する喜びに
嬉しくなった母でした。
とても楽しい宿題になりました。
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- 2015-01-12
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