障がいのある子が「将来就労する」という目標に向けて、
子どものうちからどんな療育や支援ができるか?
何ができるようになっておけば良いのか?
そして、就労支援事業所が求めている人材とはどういうものなのか?
という内容のものです。
通常親は子供よりも長生きできません。
ましてや、高齢出産ですから子供がまだ若いうちに先立つでしょう。
私の息子はダウン症です。
小さい頃は病気がちで健康のことばかり気がかりでした。
ダウン症は「成長がゆっくり」という特性があります。
最近になって、その意味を理解できるようになりました。
成長=体の大きさ、だけではありません。
知能も運動面もすべてなのです。
たとえて言うならば、猫と人間の成長のスピードの違い。
猫は約1年で人間の18才くらいまで成長するのに比べ、人間は18年かけて18才に成長していきます。
(もちろん個人差有りです。)
この場合、いわゆる健常者は猫で、息子が人間ということになりますね。
この先どこまで成長してくれるのかは、未知数です。
娘に弟の面倒を強いるのはかわいそうです。
娘には、自由に生きて欲しいと思っています。
というわけで、前置きのほうがめちゃくちゃ長くなってしまいました。
が、
ぶっちゃけ!親のほうが先立つから親が生きている今のうちに、子供をどのように育てていれば、将来有利に過ごせる(のかもしれない)か?
という、お勉強をしてきたのです。まず、就職状況はかなり厳しい。
一般的に、賃金はかなり低いが、仕事に対するスキルやモチベーションの高い人から有利な職に就ける。
(地域によるのでしょうが、清掃業が多かったような印象です。)
就労する上で大切なことは、
「愛されるキャラ」であること。
これは、他者とのコミュニケーション力(
りょく)であり、生きる力になります。
ラッキーなことに、息子は生まれながらの「天然愛されキャラ」です。
では、今(特に家庭で)どうしていれば良いか?
家庭内でできること→なんといっても、
「愛情いっぱい持って育てること!」No1、お手伝いこれは、働くことを疑似体験できる格好のチャンスです。
手伝ってもらったら、「ありがとう!」と喜びましょう。
人から感謝される体験こそが、働く喜びにつながります。
No2, 時間管理これは、かなり耳が痛いことです。
まずは私自身が、時間管理を極めるところから始めなければ、です。
仕事をする上で、時間が守れるということは重要項目になります。
No3, 自立を手助けする。「自立」といっても、1人で生活するわけではありません。
1人で日常生活が送れる、ということ。
例えば、簡単なところからいえば、服の着替え、トイレ、歯磨きなど。
1人で外出する。(近所の○○まで、とか)
買い物(お金を払い、おつりをもらう)ができる。
公共の乗り物に1人で乗れる。(切符を買う)
息子は、No1、のお手伝いは率先してしてくれますが、それ以外はまだほとんどできていません。
つい、こちらが手を出してしまっているんですね。
それを「ぐっ!と我慢して、やらせてみる。」ということが大事なんだそうです。
子供は(人間は)失敗のときに成長する。
失敗しなければ成長しない。
危険がない範囲で失敗させる。(体験させる)
これが、大事です。
講師の方が言われた言葉ですが、本当にその通りですね。
子供の将来のため、ぐっとぐっとがまんして成長の手助けをしていきたいと思いました。
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