
夏休みも、あと残り約2週間。
なんとか宿題をさせたいと考えた苦肉の策はこれ。
おもちゃのアイスクリームを使っての、足し算と引き算です。
息子は現在、特別支援学級の4年生。
担任の先生から出された宿題は、国語と算数のプリント各20枚と、音読と、絵日記2枚。
その20枚の算数のプリントの内、
「とけい の よみかた」(6問)が4枚。
これは、
夏休みの算数の宿題~時計の読み方~の記事に書いてあるとうり、もうバッチリ!です。
今も毎日、ことある事に息子に「いま何時何分?」と聞くようにしています。
(間が空くと、多分すぐに読み方を忘れてしまうので

)
算数のプリントの残り16枚の内訳は、
繰り上がりのある足し算(20問)が6枚 10までの数の引き算(6問)が5枚 足し算と引き算の文章問題(3問)が5枚これが全く前に向いて進まない。
私は息子の何をわかっていたのか?
おかしな言い方かもしれないけれど、息子はもっとお勉強(?)ができると思っていました。
いや、去年までは確かにもうちょっとできていた(
と思う)。
というか、お勉強が好きだったはず。
とくに算数が、まるでダメ。
一般的に、ダウン症の子は国語よりも算数の方が苦手と言われていますが、息子もそのとおり。
「
僕、さんすう きらいよっ!」と豪語するほど(笑)
かといって、どうやって教えれば良いかもわからない。
悩んで悩んで、たどり着くのは、いつも
働く主婦の独り言さんのブログ。
もと教師(英語の)というだけあって、自身の子供さんへの療育の実践方法がすばらしい。
いつも参考にさせて頂いています。
↓以前作った「お金そろばん」も、もちろんこのサイトを見てまねて見たものです。
算数のお勉強の強い味方「お金そろばん」を、100均グッズで作ってみた。けれど、この「お金そろばん」は、息子にはまだむずかしすぎると反省。
試行錯誤の末、おもちゃのアイスクリームを使っての、足し算と引き算を思いついた訳です。
お勉強も楽しくなくちゃね。
という事で、使っているのは、これ。
↓
これは、アイスを積み上げてその数を競うゲームで、アイスが16個入っています。

これに、以前100均のダイソーで買っていた「くまもん柄」の紙皿を使いました。
(こういう演出も、モチベーションアップには大切よ)
問題 7+6

(
横になって見にくですね、ゴメンナサイ)
まず、7個アイスを皿に取ります。

はい、7です。

次に、別の皿にアイスを6個取ります。

これを、さっきの7と合わせるのですが、最初から全部数えるのではなく、
7、 (ここからは6個入った皿のを数えます→)8、9、10、11、12、13。
答えは13、となります。
息子、かなり楽しそうに足し算をしてくれるようになりましたが、最初の7個取る手間がもったいない。
それに、後から足す6個が皿の中で、どこまで数えたかわからなくなってしまう。
そこで、ちょっと改良。
問題 9+3
私 「多いのはどっち?」
息子 「9!」
私 「そうだね、9だね。 はい、9」
と言って「9」と書いたカードを出します。
そして、皿に3個のアイスをのせます。

そして、9から数え始めて、足す方のアイスを
9、10、11、12と数えながら別の皿に移します。

答えは、12になりました。
まず一緒にやって、慣れたてきたら、この一連の作業を全部息子にやらせました。
この方法、息子にとっては算数のお勉強というよりもゲーム感覚。
今日一気に、足し算のプリントを3枚も片づけました。
引き算は、今までどうしても嫌がっていたのですが、もうちょっと工夫を加えてやる気を出させることができました。
その方法は、次回に続きます。
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- 2015-08-19
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