看護師さんと大きな注射器イラスト
RSウィルスに感染して高熱がでたにもかかわらず食欲もりもりで、脅威の回復力をみせた息子。
昨日無事登校できました。
そんな息子ですが、実は先天性の心疾患があり、「もしもこのRSウィルスに感染すると重篤化する危険がある。」ということで、2歳までは毎月「シナジス」という予防注射を受けていたのです。



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先日の
RSウィルス感染症の症状と経過。息子の場合。の記事の中で、
「インフルエンザと違ってRSウイルス感染症には、タミフルのような特効薬はありません。」と書きました。

確かに特効薬はないけれど、「シナジス」という「RSウイルスに感染したときの重症化を防ぐことが期待できる」注射薬があるのです。

シナジスは、R S ウイルスを標的とする抗体で、R S
ウイルスが体内で増殖するのを防ぎます。
シナジス投与ガイドより引用



けれど、とても高価な薬のため自費での接種は現実的ではありません。
保険適用になるのは


早産児
慢 性 肺 疾患をもつ子ども
先天性 心 疾患をもつ子ども
免疫不全を伴う子ども
ダウン症候群の子ども
(それぞれに年齢制限あり)


だそうです。
この条件にあてはまるお子さんは、かかりつけの医師に問い合わせしてみるのもいいかもしれません。

幸か不幸か息子はその対象にあてはまり、RSが流行する約半年間、毎月かかりつけの大学病院に通いました。

<母子手帳のシナジス予防注射記録
息子の母子手帳のシナジス接種の控えページ

2006年の9月から翌年の4月までの8回と、2007年の10月から翌年の3月までの6回続きました。

担当の先生が「10万円以上はする薬だよ~」と言っていましたが・・・
(体重により投与量が変わるので、金額も変わってくるそうです。)

いったいいくらかかったのでしょう?

怖くて計算できません。
本当にありがたいことです。

そんな高価なお薬のおかげ(?)で、無事にすごすことができました。

が、ついに!
2010年(平成22年)の冬。
RSウィルスに感染してしまいました。

保育所に通っていた4歳の時です。

やっぱり、数日のぐずぐず鼻風邪から始まりました。
運悪く、土日をはさんでいたこともあり急激な悪化。
休みが明けた12月20日の月曜日、緊急入院となりました。

その時のレントゲン写真がこれ。
20101220胸部レントゲン写真
最初「2週間の入院が必要」と言われ、「年末年始を病院ですごすのかぁ~。娘にはかわいそうだけど、仕方ないね。」
なんて考えましたが、なんと5日後の24日に退院。
まさに、クリスマスの奇跡となりました。

後で聞いた話ですが、担当医曰く
「本当は見切り発車だったんだけどね。ま、よかった。よかった。」
って(゚д゚)。

まぁ、こんなふうに、少しずつ少しずつ強くたくましくなっていった息子なのでした。


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