この本の2章に
クロゼット見直し編
~目指せ!ワードローブのオールスタメン主義
と、あります。
我が家は賃貸で、2階に3部屋。
うち2部屋は、6畳の広さでそれぞれに作り付けのタンスと壁一面の棚があります。
ここが、娘と夫の部屋です。
もう1部屋は、9畳の広さで押入れ1間とクローゼット。
ここは本来主寝室なのでしょうが、夫が仕事部屋として使っています。
ここの2階のクローゼットが、季節外の洋服とか、私の「タンスの肥やし」置き場となっていました。
私(と息子)の部屋は、1階和室。
ここの床の間スペースを、普段使いのクローゼットとして使っています。
子供の普段着も、学校関係のものもというと1間なんて狭すぎます。
そこで、今年のはじめに目標をたてました。
その3番め
持ち物の管理(服、本、紙類をもっともっと断捨離~まずは自分のモノ~)
ということで、2階クローゼットの洋服ももかなり断捨離しました。
だから、残っているのはまだ着れる(はずの)服ばかり。
そこで、先ほどの「ワードローブのオールスタメン主義」にしようと、フォーマル以外を1階におろしてみたのです。
私が使わない部屋に服を置いているから、「タンスの肥やし」になってしまうんだと。
けど、すでに、「タンスの肥やし」どころか、「過去の異物」になってしまっていました。
著者の地曳 いく子さんとは、1959年生まれのスタイリスト。
(私とほぼ同年代です。)
そんなファッション業界でバリバリに生きている人でさえ、こうおっしゃっています。
気がつくと着るものがない!こんなに服を持っているのに・・・
中略
信じていた服に次々と裏切られ、姿見に映る自分を見て絶望のどん底に落ちる。鏡の脇には、敗北感と共に脱ぎ捨てた服の山が虚しく積み上がるばかり。
50歳、おしゃれ元年。 はじめに より引用
この気持ち、わかる、わかる!
好きでよく着ていた色さえも、似合わなくなっています。
若いころ、クローゼットの中は黒ばっかり。
そんな頃もあったのに、全身黒にしようものなら魔法使いのおばあさんみたいになってしまいます。
化粧さえきちんとすれば、映えるかも?と思っても、ますますドツボにハマってしまいます。
その一番の理由は、自分の体型と顔の「経年変化」
隠しようのない、目の下のくま。
昔、細すぎて出すのが恥ずかしいくらいだった二の腕は、「ぽよ~ん・プラ~ン」と揺れてます。
もうこれ以上は、悲惨すぎて語れませんが、とにかくそういうことだったんです。
まだ着れると思っていた、独身時代に買っていた、カシミアのステンカラーのコート。

デザインが古臭いわけじゃなくて、私が着るにはなんか、若い?
そりゃそうですよね。
いくらベーシックな形とは言え、20年ほど前の品物。
(ほとんど着ていないし、きれいな状態。)
50歳前後の母親が「かわいいし、今年の流行だし、サイズ的にも入っちゃうし」と、20代が着るようなカジュアルな服を着ても若々しくは見えません。それは若々しいのではなく、無理のある「若作り」。他人が見たら「イタイ」以外の何ものでもありません。
50歳、おしゃれ元年。 心がまえ編 より引用
結局、娘が着てくれることになりました。
中2だけど、私よりも背が高く、手足が長い。
さりげなく、ジーンズにスニーカーでパーカーなんか合わせて着ると、若々しくていい感じ。
この本を読まなければ、もう少しで「イタいカジュアル」で街に出かけていたところでした。
きれいさっぱり、「タンスの肥やし」とお別れができます。
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